このたび、株式会社JTBと業務提携し、VR(仮想現実)を活用した新たな教育支援プラットフォーム「バーチャル・クラスルーム360」を2021年3月にリリースすることが決定しました。
近年、海外留学や修学旅行、体験型学習をはじめとした各種イベントの開催が難しくなっています。このような状況の中で、生徒たちが現実世界での体験に匹敵する「疑似体験」を積むことで、教育成果を高めることを目的に各学校をサポートしています。特に、オンライン授業が一般化する中で、VR技術とZOOMやTEAMSなどのオンラインシステムとの相性が良いことから、VRを活用した教育カリキュラムの構築に文部科学省や経済産業省も注目しています。
また、学校説明会や体験入学の機会が制限されることで、生徒募集活動にも大きな影響が出ています。一部の学校ではオンライン学校説明会の中にVR技術を活用した「学校探検ツアー」や「部活動体験」を組み込み、主だった授業を疑似体験できる機会を提供するなど、先進的な取り組みが始まっています。こうした環境下で構築されたのが「バーチャル・クラスルーム360」です。
バーチャル・クラスルーム360は、修学旅行や海外留学、運動会、文化祭などの体験型学習を支援するVRプラットフォームです。このプラットフォームでは、360°動画を活用した仮想空間内で、教員と生徒がリアルタイムで音声通話をしながらコミュニケーションを取ることが可能です。これにより、生徒募集活動における校内案内や部活動紹介、授業の疑似体験、さらにはバーチャル英会話や科学実験などの教育シーンにも活用することができます。
バーチャル・クラスルーム360は、誰でも簡単に撮影できるVRサービスであり、いつでも、どこでも、簡単に利用できることが特徴です。また、教職員が撮影・編集したVRコンテンツを専用プラットフォームに保存することで、必要なコンテンツを速やかに入手・共有することができます。自校内のみに留めたい内容は「非公開」に、広く活用したいコンテンツは「公開」に設定することで、VR技術を学校教育のさまざまな場面で活用することが可能です。
このプラットフォームを活用することで、学校ごとに独自のVRコンテンツを作成し、必要な教育シーンで活用することができます。また、コンテンツの共有機能により、学校間での教材の連携や、より多くの生徒がVRを活用した学習体験を得られる環境を構築することが可能です。
標準小売希望価格として、ライセンス料100万円、年間利用料120万円で提供されます。また、本サービスは「サービス等生産性向上IT導入支援事業」におけるITサービスツールとして認定を受けており、申請を行うことで経済産業省による導入補助を受けることが可能です。詳細については以下のページをご確認ください。
IT導入補助金: [https://www.it-hojo.jp]
IT補助金事業スケジュール: [https://www.it-hojo.jp/schedule/]
下記リンクより詳細をご確認いただけます。
[バーチャルクラスルーム360機能一覧](https://sunreality.jp/wp-content/uploads/2021/05/VCR360機能一覧-2.pdf)
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