SUN Reality

VR工場見学の企画・制作【雪印メグミルク様】

【依頼元】

雪印メグミルク株式会社

※子どもたちの夏休み職業体験イベントにJTB様とブース出展した際に出会い

【依頼概要】

雪印設立100周年を迎え、阿見工場の見学内容を全面的に見直しをされるということで、その一部に設置していた人気コーナーである「VRでチーズ製造過程を体験できるパート」のリニューアル依頼をいただく。

【業務工程】

1.現状の工場見学を体験♪
2.VRパートの映像・台本をチェック
3.要望事項の整理
4.3D動画の構成・台本を制作、修正
5.デバイスの選定、購入
5.現地打合せ、ロケハン
6.ロケ
7.映像編集
8.デバイスへインストール・チェック
9.納品

100周年事業と同時に進行したこともあり、打ち合わせからはかなり長い期間を要したが、ご担当と円滑なコミュニケーションをはかることができた(実質2か月程度)。

【課題と工夫】

【映像】工場の裏側の製造工程をリアルに伝えたい
  →工場見学ルートでは見ることができない製造エリアを臨場感ある3D映像で表現する為、NHKで取り上げられた映像等を参考に映像構成、台本をつくったこと
【映像】VRパートの臨場感が足りない
  →3D映像の視点をチーズの気持ち・目線で撮影し編集したこと
【デバイス】VR体験がスマホに簡易ゴーグル
  →スマホ&180°映像として実施してきたものをHMD(ヘッドマウントディスプレー)で視聴できるようにしたこと
  →難しい参加者はタブレットで視聴できるようにしたこと
【デバイス】参加者の操作が煩雑
  →HMD(ヘッドマウントディスプレー)のキオスクモード(=自動再生)とすることで、装着後5秒後に自動再生されるように設定したこと
【環境】電波が弱い
  →オフラインでも3D映像を体験・視聴できるようにしたこと
【広報】工場見学への参加に対する期待値を高めたい
  →工場の見学箇所のリニューアルもされたため、工場の3D空間化もおこない期待値向上施策に活用してもらうこと
【予算】限られた予算で満足度を高めたい
  →予算内で、3D映像、3D空間制作に加え、JTB様のサービスであるOYACONET(こちら)を導入頂くことで、より参加者満足度を高められる仕掛けを提供すること

【所感】
工場見学のリニューアルに伴い、期待度&満足度を高めることがゴールとなるので、納品はゴールではなくスタートであるという認識でいる。
雪印・JTB・サンリアリティ一体となってよい結果を得られるように活動していきたい!

【各問い合わせ】

雪印メグミルク阿見工場見学についてはこちら

SUN Reality担当(info@sunreality.jp):廣田、西條