静岡県「探究学習を加速するDXスキルアップ教員対象研修業務委託」
静岡県プロポーザルである「探究学習を加速するDXスキルアップ教員対象研修業務委託」 」 の最優秀事業者として、株式会社JTB静岡支店が選定されました。全体統括並びに事務局業務をJTB静岡支店、各DX研修業務をデジタルハリウッド大学、高等学校の取り組みに対する伴走サポート並びに事例整理を弊社が担います。

◆ 業務概要
デジタル人材の育成を目的とした域内横断的な取組として、県内高等学校の教員を対象とした「探究学習を加速するDXスキルアップ教員対象研修」の実施にあたり、最も優れた企画力、経験及びノウハウ等を持つ事業者に業務を委託するため、「探究学習を加速するDXスキルアップ教員対象研修業務委託」について、企画提案参加事業者を募集します。
◆ 業務目的
本県では、これまでデジタル人材の育成に向け、児童生徒の情報活用能力を向上させるため、ICT環境を整備するとともに、指導にあたる教員のICT活用指導力の向上のための研修を実施したり、ICTを活用した授業例などの蓄積や共有したりすることで、教育の質の向上を図ってきた。
一方、政府としては、高等学校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を図るため、情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的・探究的な学びを強化する学校などに対して、必要な環境整備の経費を支援するものとして、令和6年度から「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」を実施している。
令和7年度においては、都道府県による域内横断的な取組に対しても支援が開始される。
こうしたことから、本県では、令和7年度の域内横断的な取組として、県内高等学校の教員を対象とした「探究学習を加速するDXスキルアップ教員対象研修」を実施することにより、ICTを活用した探究的な学びを強化する学校の取組を後押しし、県内のデジタル人材の育成を、教員研修の面からも後押しすることとする。
本業務は、こうした目的を達成するために以下の業務の実施を委託するものである。
冊子教材を基に、動画等を通して消費者教育への理解を促進するようなデジタル教材を企画立案し、制作する。
◆業務内容
(1) 実施計画書・実施スケジュール等の作成
受託者は、具体的な実施内容を企画・検討し、(3)、(4)、(5)に係る実施計画を作成し、提案すること。
また、採択決定後は、県と協議のうえ業務計画書及び実施スケジュール等を確定し、県の承認を得るものとする。
受託者は、県の承認を得た計画に沿って事業を実施する。
(2) 業務の運営管理
業務実施に必要な体制構築と要員配置を行ったうえ業務を遂行すること。
また、業務遂行に必要な体制図を作成すること。
なお、県との調整・確認の結果、修正が必要と判断された場合は、適切に対応すること。
(3) 教員研修
〇対象
静岡県内の高等学校(公立・私立)の教員(希望制)
1テーマあたり最大人数40人
ウ 概要
〇研修テーマ
教員を対象に、以下をテーマとする教員研修を実施すること。
a 生成AIの活用
AIの基礎知識と教育現場での活用方法 等
b プログラミング
プログラミングの基礎と探究活動での活用方法等
c データサイエンス
データ収集・分析の基本技術と地域課題の解決 等
d コンテンツ作成(Web制作、動画制作など)
デジタルコンテンツの制作とプレゼンテーション 等
(4) 専門家による伴走支援
〇対象
静岡県内に所在する全ての高等学校
〇概要
(3)の教員研修を踏まえ、各学校での取組を支援する。
〇目的
探究学習におけるDXの活用に関する質問や相談を受け付け、今後の具体的な取組に役立てる。
〇実施方法
a 派遣又はオンラインにて実施する。
b 派遣又はオンラインいずれでも可とするが、学校の要望に応じて、対面でのヒアリングや複数校同時のヒアリングにも対応できる体制を有していることが望ましい。
c ヒアリングを行う者は、県内各学校の取組状況を日頃から把握しており、教科「情報」、探究、特別活動の3領域で、計画、実施、検証、改善のカリキュラム・マネジメントのサポートに知見があり、アドバイスできる人物が望ましい。
(5) DXハイスクールの取組状況調査及び報告会の実施
詳しくは以下までお問合せください。
Eメール:info@sunreality.jp(担当:品田、廣田)