SDGsワークショップ~DX時代の交流の場を創造しよう!【高校生】
今回のご相談
湘南ゼミナール×企業のタイアップ型企画「SDGsワークショップ」で、JTBの取り組みを生徒たちに理解してもらう場を提供したい。
頂いた条件
・50分×3コマで実施をしたい
・募集の形で集客する
・参加する生徒たちは高校生
・参加動機「AO・学校推薦型に挑戦したい」「修了証をもらいたい」「学力以外の思考力を高めたい」「親に背中をおされて」など
・ワークショップの形でまとめたい実施内容
・ツーリズムのリーディングカンパニーであるJTBの取り組みを理解する
・自分たちが社会に出る時の世の中の様子をDXの観点から想像する
・アフターコロナの観光サービスを創造する
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1コマ目:DXを学ぼう
DXとは何か?について学び・考えることで、未来の仕事や生活を想像し、ワクワクしてみよう!
2コマ目:DX技術体験
実際に商品化されているテクノロジーを活用した旅行体験をし、「リアルに絶対行ってみたいな」とドキドキしてみよう!
3コマ目:未来の仕事を創造しよう!
「旅行の新サービス×デジタル」を考え発表してみよう!協業した法人(支店)
湘南ゼミナール 高等部総合型・学校推薦型コース:川村様
JTB横浜支店:関口様
【アンケート結果】
満足度:4.71/5段階中(満足度94.2%)
参加者数:76名
【所感】
母の日&妻の誕生日。
「よし、いつも通りに講師をして、早く自宅に帰ろう」
とそんな想いを少しだけ持って臨んだはずでした。ですが、参加者の熱量はすごいもので、目をランランとして興味津々に話に食いついてくれる、グループワークも皆が真剣に参加してくれている姿勢、いつの間にか参加者から力をもらっている自分がいました。もちろん、あっという間に時間が過ぎていました。
内容的にはDXであったり、ツーリズムであったり、決められたテーマではありましたが、伝えたかった本質は、
・未来の主役はほかでもない自分たちであること
・なりたい自分になるための準備、なりたいと思ったときに自信を持って選択できる、その可能性を持つ為に皆は勉強していること
・すぐになりたい自分は見つからなくてよい、没頭できるものを見つけることから始めたらよいこと
・成功の反対は失敗ではないこと、失敗を恐れずにチャレンジをすることこそが大切であること
・皆が主役の未来を想像しワクワクし、創造できる自分自身になる為に日々のドキドキを忘れずに頑張って欲しいこと
しっかりと伝わっていたと思いますし、いや、むしろ生徒たちから元気と勇気をもらった気がします。貴重な場を頂いたのは私のほうだったなと、そんな感謝の気持ちを込めて所感を書いています。
最後に嬉しかったトピックをご紹介。
ワークショップの総括で、1TEAM優勝チームを選定することに。各チームともに面白い観光サービスを考えて発表をしてくれましたし、その内容はマチマチであり、またその評価をするのは完全なる主観となります。一方で、1TEAMだけ、聞き手の事を考え、とても見やすい形にまとめて発表してくれたTEAMがありました。企画内容だけではなく、そうした聞きやすい・わかりやすいプレゼンとなるよう考えてくれたTEAMを優勝としました。そして終了後、まとめてくれた生徒が私のところにきて嬉しそうに話をしてくれました。
「私は0から1の企画をたてるのはあまり得意ではないので、ディスカッションにうまく参加できるのか不安でした。そんなこともあって、ディスカッションでは皆の積極的な意見を、見やすくまとめるところに自分の役割を見いだしました。総括で、その部分にフォーカスして褒めてもらえたことがとても嬉しかったです。ありがとうございました。」
社会に出れば個ではなくTEAMで協力し合って仕事は進めていくことが多いはです。いや、実際のところ個で完結する仕事など存在しないのかもしれません。個としての自立、TEAMとしての相互依存、どちらもとても大切なことに改めて気づくことができた瞬間でした。
「ああ、未来を安心して彼たち・彼女たちに託して大丈夫なんだな!それまでの間、もう少し頑張う(笑)」