事例紹介

第一弾!磐田市5校におけるデジ探360×キャリア編【小学生】【中学生】

  • 実証校(5校)

    ※2023年度に続き、2024年度における実証を目的とした授業実施校

    2024年6月06日 磐田市立磐田第一中学校(中学2年生 全クラス)
    2024年6月06日 磐田市立磐田北小学校 (小学6年生 1クラス)
    2024年6月07日 磐田市立豊岡南小学校 (小学5年生 全クラス)
    2024年6月20日 磐田市立福田中学校  (中学2年生 全クラス)
    2024年6月20日 磐田市立豊田南小学校 (小学6年生 全クラス)

  • 授業実施までの流れ

    ※各学校の理解を得ることを重視し、1校ずつ訪問・電話・メール等で緻密に連携の上、実施。

    ①教育委員会との打ち合わせ
    ②探究的な学び研究会にて授業実施5校に打診
    ③打ち合わせ 学校の現状、授業内容の要望等をヒアリング
    ④打ち合わせ内容を反映(投影用スライド、ワークシート、アンケート)
    ⑤授業実施(50分×2コマ)【各学校への講師派遣】
    ⑥実施後のアンケートデータ分析とフィードバックレポート

  • 児童・生徒、教職員の声(アンケートより一部抜粋)

    ◉小学5年生の声
    ・失敗したら「もうだめ」とは考えずに「失敗から学べたな」「成功に近づいたかも」と考え挑戦することが大切ということが今日の授業で1番学びになりました!
    ・いろいろなところにもデジタルテクノロジーが含まれていて楽しく勉強ができて嬉しかった。
    ・感想発表のときも言ったけど、やっぱり未来は楽しそうだな。と感じました。

    ◉小学6年生の声
    ・働くことが授業やる前は、あんまり気にしていなかったけど今はすごく興味が湧いた。
    ・僕はもともと機械が好きなのでこの話を聞いて、もっと好きになって良かった。
    ・学校を3D空間化してほしい。

    ◉中学生の声
    ・すごくAIの技術が向上していることを新ためて感じた。でもわたしたちが働くときというのはVTRの様になっていたら働ける人々が限られてくるなと感じました。
    ・未来でどんな技術の開発が進んでいくのかがもっと気になった。自分の価値観を大切にして失敗を恐れず取り組んでいきたいと思った。
    ・この365度見渡せる仕組みで作ったものが、どれくらいの人に実際に行ってみたい、知ってみたいと思ったのか、効果が気になった。
    ・最初は探検学習は苦手だなと思っていたが先生が面白かったりみんなの考えも聞けて探検学習が楽しく感じた。来年も行ってほしい。そのときにはまた仕事を選ぶときの順番が変わっているかもしれないから。

    ◉教職員の声
    ・子ども達と一緒に授業を受け、デジタル化が溢れている未来の世界は想像できないほど凄く、そんな未来がつくれたらいいなと感じました。また、3D空間はやはり子どもたちにとってすごくわくわくする物であり、自分から探究したくなるものだなと実感することができました。
    ・今回は、時間的にも少し少なかったかなと感じました。子どもたちが、たくさんデジタルの世界を触れたのはよかったのですが、そこから子供たちのなぜをもっと引き出せる時間があるとよかったなと感じました。今後、磐田のデジタル探究教材が完成して、子供達と学びができるのを楽しみにしています。また、よろしくお願い致します。

  • データ分析(アンケートより一部抜粋)

    ※アンケート回答者総合計367名

    Q1.3D空間を使った授業はどうでしたか? 
     ☛94.2%が楽しかったと回答

    Q2.探究学習をしていると感じましたか? 
     ☛64.6%が探究学習をしていると回答

    Q3.授業全体を通してワクワクしましたか?
     ☛90%がワクワクしたと回答

    Q4.授業全体を通してもっと知りたいと感じましたか?
     ☛81%がもっと知りたいと回答

    Q5.授業全体を通してやって良かったと感じましたか?
     ☛93%がやって良かったと回答

静岡県磐田市においては、2023年度より探究的な学び研究会への参加、教員研修、実証授業の実施と幅広い領域でお付き合いを頂いております。

また、2024年度のデジタル田園都市国家構想(デジデン)の交付金を活用した「磐田市オリジナルのデジタル探究プログラム開発事業」が加わり、全国的に先駆けた取り組みを実施しております。

今回の授業実施では、磐田市オリジナルのデジタル探究教材を開発にあたり、教育現場の先生方にデジタルの有効活用方法を体感してもらうことを目的に、弊社が開発をした「デジ探360~トレーニング編」を利用し、児童・生徒たちには【未来を想像してワクワク、創造してドキドキすること】をゴールとして設定し実施しました。

アンケートデータを見る限り、デジタルに対する児童・生徒たちの反応はすこぶる良い結果が得られていることから、「学びの目的」を明確にし、「手段としてデジタルを活用する」ことに対して積極的に推進していく方向性に対し益々の後押しを得られたと考えております。

引き続き、磐田市教育委員会との連携を深く、広くはかった取り組みを推進していくことで、未来を担う磐田っ子たちのワクワク・ドキドキを最大限に高めることに寄与する、全国に例を見ない画期的な探究プログラムを創り上げていきます。

※授業レポートはこちちからご確認ください。