事例紹介

オンラインで留学生応援企画

  • 今回のご相談

    長引くコロナの影響(入国制限)で、日本に来ることができない留学生に「元気と勇気を持ってもらう」、「皆がつながっているという連帯感を持ってもらう」そんな企画を実現させたい。

  • イベント概要

    バーチャル京都ツアー&文化体験&学生交流の3部構成。

    バーチャル京都ツアーは、京都の見どころを2D映像で学び、自分の目線でバーチャル空間上で寺社仏閣・観光地を疑似体験を。
    その後は、京都オンラインでつなぎ、舞妓さんの舞を堪能してクイズや質問コーナーで交流を。
    3部では、学生がファシリテートして相互理解を深める交流し、最後には感動のフィナーレが。

  • 協業した法人

    ★株式会社JTB 神戸支店(里様)
     →依頼元。ディレクション。
    ★株式会社ぷろぺら
     →イベント企画、台本作成、オリジナル映像制作、オンライン配信

  • 当日までの手順

    1.ご要望のヒアリング
    2.企画概要立案と修正
    3.台本制作
    4.オリジナル映像づくり
    5.映像のQRコード化
    6.配信オペレーションの設計・役割分担
    7.司会者・学生リハーサル
    8.本番

〇リリース内容

入国制限長期化の影響を受ける 外国人留学生支援に係る新たな取り組み(関西学院大学リリース内容掲載)

関西学院大学は、新型コロナウイルスの水際対策により入国できない状況が続く留学生を対象に応援企画「バーチャル京都ツアー&学生交流イベント」を2月27日(日)、

オンラインで開催します。

2D映像で京都の観光スポットを巡ったあと、京都からオンラインでライブ出演する舞妓の舞を見たり質問したりする時間を設定。

さらに関西学院大学のキャンパスツアーに加え、日本人学生も交えたチームによるクイズなどを予定しています。

この企画の実施に先立ち、本学の学生及び教職員のメッセージが収録された動画配信を行い、孤立が懸念される留学生に対する呼びかけを始めています。

さらに、担当する国際連携機構の職員が、入国できない留学生一人ひとりに電話連絡をしながら支援しています。

本学では2月現在、約230名の外国人留学生が入国できない状況にあります。

これらの学生に対して、オンライン授業の受講を認め、各種経済支援等の配慮を行ってきましたが、本来の学生生活とはほど遠い生活を余儀なくされています。

特に、留学生の9割超を占める私費留学生の入国については、先行き不透明な状況が続いています。

本学への留学を諦めて退学したり、休学したりする学生が出ているほか、精神的な不調をきたす学生も出ています。

一連の取り組みは、こうした事情を踏まえ、留学生を少しでも応援しようと、国際連携機構が中心となって計画し、本学では初めての試みとして実施するものです。

【外国人留学生への新たな支援策】
1. 外国人留学生のためのオンライン日本文化体験・交流ツアー
日 時:2月27日(日)13:00~15:30
13:00 京都バーチャルツアー(VRゴーグルを各自で準備、なくても視聴可)
宇治・平等院、東寺、嵐山、嵯峨野観光鉄道・トロッコ列車、伏見稲荷大社、
<VR映像 嵐山竹林、トロッコ列車、保津川下り、伏見稲荷・千本鳥居>
14:00 日本文化体験 舞妓ライブパフォーマンス
14:30 関学生とのリアル交流イベント
イベント紹介動画  https://youtu.be/pYwXi-RCbb4

2. 本学学生・教職員から留学生への応援メッセージ動画配信
URL: https://youtu.be/aPNygEVLas4

3. 孤立防止のための個別電話連絡
対象者:入国ができていない外国人学生約230名
内 容:状況確認、問題や不安等の聞き取り、その他

※国際教育・協力センターホームページ
https://ciec.kwansei.ac.jp/information/event/post-72.html

なお、本イベントには多数のメディアの方々が取材にきておりました。

〇所感

司会進行は関西学院大学OGである松本さん。

和気あいあいとしたアットホームな雰囲気で進行されていました。

流石、百戦錬磨のプロです。

そして最後には感動のフィナーレ動画が流れ、思わずウルっときました!

参加された留学生たちの満足度は非常に高かったようで、「ありがとうございます。とても楽しかった!」「また、実施して欲しい!」といったチャットが多数入りました。

大学、教職員、学生たちの想いがしっかりと伝わるとても素敵なイベントとなりました。

コロナによる我慢もきっとあと少し、関学学生、頑張って!