事例紹介

デジ探360【道徳授業での活用例】~働くとはどういくことか~【中学生】

  • 授業概要

    【道徳の授業】キャリア教育「働くとは?」のパートにおいて、実際の企業をデジタル上で探究しながら知ることで、より深い理解と、業界への視野を広げる。
    【音楽の授業】得た知識を元に、「ロゴミュージック」を作成することで、学んだり感じたりしたことを「音」で表現するアウトプットにつなげる。

  • 【デジ探360】の活用方法

    1.旅行会社にまつわるクイズで興味関心をUP(1コマ目)
    2.旅行会社(株式会社JTB)の空間を全員で探索(1コマ目)
    3.探究空間(3D)の中で得た情報から、自分なりの調査・考察をする(1コマ目+宿題)
    4.同じ探究タグを選んだ生徒でグループを作り、調査した内容についてディスカッションをする(2コマ目)
    5.グループ代表者が発表し、未来への提言をする(2コマ目)

  • 受講生徒

    中学校3年生80名

  • 担当教諭

    孕石(はらみいし)先生

【所感】

「デジ探360~デジタル×探究トレーニング~」リリース後、初めて授業を実施していただきました。

デジ探360はURLの共有のみで探究空間(3D)に入ることができますが、通信環境の懸念もあり、40名ずつURLを案内しました。一度空間の中に入れば、その後は問題なく空間を自由に探索して楽しみながら学ぶ姿が見られました。(楽しみ過ぎて、没頭している生徒さんもいらっしゃいましたね。)

何といっても、先生と生徒が「アクティブラーニング」を体現されていて、80名一斉の授業でありながらも、双方向のやり取りが活発に行われており、3Dを自分目線で自由に見るという【主体的】な学びと、やり取りの中から更なる学びを得る【対話的】な学びを実践されていらっしゃいました。

JTBの探究空間は、デジ探360の中でも比較的情報量が多く難易度が高いプログラムですが、JTB本社からJTB店舗にワープできる仕掛けもあり、空間の中でたくさんの発見をしていただきました。

ロゴミュージックはこれから制作とのことですが、完成が楽しみです。

授業アンケートなどをまとめた【授業レポート】を作成いたしました。併せてご確認いただけると幸いです。

【授業レポート】デジ探360

最後になりましたが授業実施に多大なご協力をいただきました孕石先生に、この場をお借りして御礼申し上げます。今後も色々な取組みを一緒に実践できたら幸いです。