事例紹介

オンライン交流プログラム@セブ島~笑顔と学びの体験活動プロジェクト【中学生】

  • オンライン交流プログラムの概要

    いよいよコロナも解禁か!?
    ちょっと待って。いきなり海外に飛び出す前にデジタル技術を活用し、生徒たちに興味・関心を、海外に行く前の心構えを、そんな事前学習的な位置づけの教材があったら素敵だな。
    ということでONLINE交流プログラムを開発致しました。
    セブ島は日本と同じアジアに属し、4時間30分で行くことができます。また、文化的にも見どころが多く、使われている英語がきれい・聴きやすいという特徴があります。

  • 交流プログラムの3つの特徴

    ①セブ島ってどんなところ?メタバース空間で仮想体験! 
    ②交流前に英語の練習、外国人講師とONLINEレッスン!
    ③テーマを決めて現地校の生徒とオンライン交流!
     ※例:SDGs(海洋問題、貧困問題、ジェンダー平等)

  • 教育的な狙い・時間割

    オンライン交流を通じて、フィリピン(セブ島)の現状を知り、その対比として日本に住む自分や自分を取り巻く環境を見つめ、SDGsや地域、キャリアについて探究するきっけかづくりの場となって欲しい。
    また、プログラムの進行過程で「デジタル技術」にふれる、「英語」をネイティブから学ぶことにも挑戦して頂きます。

    1.プログラムの説明(5分)
    2.メタバース空間でセブ島を仮想体験(30分)
    3.ONLINE英会話レッスン(25分)
    ※少人数(6名1グループを想定)
    4.休憩(10分)
    5.ONLINE交流(30分)
    ※クラス単位、ワークシート記入
    番外:クラス内でディスカッション、発表

  • 協業した法人

    株式会社CURIOUS WORLD(https://www.online.curious-world.net/)
    セブ島への語学留学、高品質・低価格で実績を積み上げている当法人。思わず現地に行きたくなってしまう体験をオンラインで実現させようと企画~運営までご一緒させて頂きました。

■交流プログラム紹介

フィリピンセブ島をしっかりと学ぶ場はメタバース空間を活用します。

1人1台のタブレットでセブ島をモチーフにしたバーチャル空間に入り、現地ガイドによる説明や360°VR空間を自ら疑似体験します。
また、オンライン英会話レッスンはレベル別に1対6でネイティブ講師とレッスン。自信を持って英会話で交流する準備をします。

オンライン国際交流パートでは、現状の課題やSDGsの各取り組みといった形であらかじめ交流テーマを決め、現地の学校に通う生徒や現地で活躍する専門家と交流する場を設けます。

■実施の際の重要な確認事項

①学校のネットワーク環境によって、一人一台タブレットを活用して現地交流できるかどうかを事前に確認する必要があります。ネットワーク環境が弱かった場合はwifiを持参しますので、イベント前にグループ毎にwifi接続させる等の作業が発生します。

②現地との交流内容については打ち合わせ時にヒアリングをさせて頂き、オンライン英会話学習を実施したグループ毎に交流するのか、クラス毎に交流するのか、学年でまとまって交流するのか等を決めていきます。

③使用機材(PC/タブレット)によってはハウリングの可能性があります。ハウリングを避けるため、生徒同士の距離は1.5mほど開けていただけると確実ですが、難しい場合は打合せにて相談させていただきます。

■当日の様子

130名の生徒たちの緊張の面持ちでスタート。それもそのはず、先生曰く、海外の人、まして英語を主に交流することが初体験という生徒さんが多いとのこと。そんな緊張の張りつめた空気を打ち破ってくれる生徒が6名グループであれば1人はいるはず!勇気をもって切り出してみると、えっ、意外と通じるじゃないか自分の英語が♪気づけばボディランゲージも交えて、皆が楽しそうに積極的に交流を楽しんでくれました。

こうした体験が少しずつ個々の自信となってくれることを、そして、積極的に海外の方々と交流できる人へと成長していくきっかけとなれば嬉しく思います。イベント当日には東京都より教育委員会の皆様、また、アドバイザーを務めていらっしゃるという、皆もよく知っているあの尾木ママもいらっしゃいました(☚尾木ママのブログでも紹介されています)。