生成AI×探究で変わる!未来を拓く授業づくり【磐田市教育委員会】
全国の高等学校における生成AIの利活用事例を知り、生成AIの強み・弱みを把握する。
そして、2023年から積み重ねてきた探究学習の実践を深化させ、生成AIを「思考の壁打ち相手」として授業準備、保護者対応等の校務負担の軽減等に活かすことができないか?
また、授業に組み込むことで児童・生徒たちの主体的な学びに活かすことができないか?
生徒の問いを深め、情報収集、整理分析、まとめと発表という探究活動の各工程×AI活用法方法を、市の資産である「磐田市3D探究コンテンツ」を用いたワークショップで体感。
AI時代の教師の役割を「正解を教える者」だけではなく「共に学ぶ伴走者」という役割を加え、明日からの授業変革への第一歩を踏み出すことを目的とする。
◆ 研修報告・研修結果
生成AIを活用することをテーマにした研修ということで、報告書についてもアンケートデータを生成AIに読み込ませて作成。
※ハルシネーション、個人情報等にひっかかることがなきよう、人の目でチェック済
■報告書(スライド)











■次の一手
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「磐田市版プロンプト・ライブラリ」の即時実装と共有
アンケートで課題となった「具体的な指示法がわからない」という声を解消するため、校務(アンケート集計等)や授業(単元計画・壁打ち)ですぐに使えるテンプレートを整備し、ゼロから考える負担を軽減させること 。 -
心理的安全性を確保する「活用ガイドライン」の策定
「AI利用はずるい」という生徒や教員の迷いを払拭するため、アイデア出しはOK、丸写しはNGといった明確な基準(OK/NGライン)を策定し、先生方が自信を持って指導できる環境を整えること 。 -
「成果物作成」に特化したハンズオン研修の継続
「新たな勉強が必要」という負担感を減らすため、座学ではなく、翌日の授業で使えるスライドやプリントをその場で完成させる実践型のワークショップを継続し、「知っている」から「できる」状態への移行を支援すること。
■市教育委員会(松下様より)
本日はありがとうございました。
いただいたアウトプット資料を研修会の最後に参加された先生方に紹介させていただきました。
その
やはり反応からも見ても、AIの活用について先生方はまだあまり
子どもたちが使うことについて「良い」「悪い」の議論はこれからでよいと思っています。
むしろ、子どもたちへの活用の可能性という前向きな捉え方をしていただけたことが大きかったのでは
とある先生からは、あの時間の中で早速、使えるアプリをつくることができたと見せてもらいました。
参加者の先生方が、それぞれの視点でAIへの見方が広がったので
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
■所感
常に松下さんとは壁打ちしながら進めてきたので、松下さんの手ごたえを感じ取ることができたことが率直に嬉しい。
もちろん、研修満足度4.8という極めて高い評価と、参加者である先生方の意識が「不安」から「活用への意欲」へと劇的にシフトしたことは、本研修の大きな成果!
特に、単なる業務効率化にとどまらず、授業における「思考のパートナー」としての価値を先生方が実感されている点に、これまでの探究学習の積み上げを感じた 。
一方で、多忙を極める現場には「指導法への迷い」や「知識・スキル不足」という「ラストワンマイルの壁」も明確に存在していることは間違いない。
今後は、高まった熱量を冷まさないよう、具体的な「型(プロンプト)」と「守り(ガイドライン)」を共に考え形にまとめ、自走フェーズに向けて伴走することが重要。
頑張るぞっ!